産廃処理業界、再エネ導入で脱炭素課題に対応 廃棄物処分場からの太陽光発電設置のお問い合わせが昨年度比3倍増加

事業所屋根パネル テクノロジー

廃棄物処理業界における再エネ導入の需要が急増しているという。神奈川県横須賀市に本社を置く株式会社サンエーは、自家消費型太陽光発電システムの提案・工事を行っているが、昨年度比で廃棄物処分場からの再エネ設備導入に関するお問い合わせが3倍に増加したと発表した。特に、産業廃棄物業界は脱炭素化の観点から、排出量の削減が求められており、再エネ導入が業界全体で課題となっているという。

産業廃棄物処理業者には、処理機械の消費電力が高く、自社で発電機を所有している場合が多いが、燃料費の上昇により、結果的に発電機使用による燃料費高騰が生じている。また、自家発電では排出量を削減することができないため、再エネ導入が求められている。

自家消費型太陽光発電システムは、電気代削減と脱炭素化の両方が可能であることから、産業廃棄物処理業の企業からの導入依頼が増加している。特に、使用する電力や燃料高騰による対策ができることが特長である。また、設置場所により屋根が太陽光パネルの強度に耐えられない場合でも、カーポートの上に太陽光パネルを設置する施工方法もあり、多様な導入方法があるという。

參照元: プレスリリース

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