株式会社日経BPコンサルティングは、2024年3月22日に発行予定の「ブランド・ジャパン2024」で調査対象となる1,500ブランド(一般生活者編1,000ブランド、ビジネス・パーソン編500ブランド)を発表しました(表1~3)。
■「ブランド・ジャパン」とは
「ブランド・ジャパン」は日本最大規模のブランド価値評価プロジェクト。2001年に始まり、今回で24回目を迎える(URL: https://consult.nikkeibp.co.jp/branding/brand-japan/ )。一般生活者の視点から、企業ならびに製品・サービスの合計1,000ブランドへの評価を尋ねる一般生活者編と、ビジネス・パーソンの視点から、500の企業ブランドへの評価を尋ねるビジネス・パーソン編で構成される。一般生活者編1,000ブランド、ビジネス・パーソン編500ブランドの調査対象の選出にあたっては、事前調査として8月に行った「ブランド想起調査」(後述)を参考にする。この調査結果をもとに総合的に勘案して決定する一般生活者編1,000、ビジネス・パーソン編500のノミネートリストは、まさに“生活者の頭の中に刻まれた旬のブランド”。これらを、2023年11月~12月に行うブランド評価調査の対象とし、その結果を、「ブランド・ジャパン2024」報告書として2024年3月に発行する。
■「Twitch」「povo」「ちょこざっぷ」「ヤーマン」のほか、家庭内消費だけでなく、健康関連、外出時利用商品に関わるブランドのノミネートが相次ぐ
一般生活者編1,000ブランドのうち、今回、新たにノミネートされたブランド(再ノミネートも含む)は58ブランドだった(表4)。その傾向を見ると、スマートスピーカー、AV機器、ラジオ局、生活雑貨、スープ、オフィス用品のEC、DIY、住宅関連などの家庭内消費が前回に引き続き多かった。一方で、スポーツクラブ、サプリなどの健康関連、ショッピングプラザ、映画館、キャンプ用品、ドライブレコーダーなど外出時に関わる消費も目立つ。最後に、Twitch、povo、d払いといった情報通信、決済系の分野もノミネートされた。
▼新規ノミネートブランド(ブランド・ジャパン 一般生活者編 ※初・再ノミネートのいずれも含む)
【電機・IT】
Amazon Alexa、DENON、デロンギ、Avast、トレンドマイクロ、モトローラ、
ブラビア、ペンタックス、MacBook、ヤーマン
【住】
ケーヨーデイツー、ケユカ、3COINS、イッタラ、フリクション、モンブラン、
ライオンズマンション、ポラス
【衣料】
アンダーアーマー、エアリズム、タケオキクチ、バースデイ
【食】
クノール、ニップン、日高屋、マルコメ
【健康・福祉】
ネイチャーメイド、ディアナチュラ、ノニオ
【流通】
アトレ、軽井沢・プリンスショッピングプラザ、カウネット、たのめーる、
ゆめタウン
【情報・教育】
NHKラジオ、FM NACK5、FM802、TBSラジオ、横浜エフエム、河合塾、
デュオリンゴ、Twitch、Meta、ライブドア、povo
【趣味・レジャー】
ちょこざっぷ、東急ホテルズ、コナミスポーツクラブ、ユナイテッド・シネマ、
ムーヴィックス、ロゴス
【運輸・物流・車】
コムテック、日本郵船
【金融・不動産】
d払い、あおぞら銀行、アコム、チューリッヒ保険、リクルートカード
ビジネス・パーソン編では、「OpenAI(生成AI)」「シャトレーゼ」「日立造船」
「丸井」「レゾナック」「ワークマン」がそれぞれノミネートされた。
※表1(別添):ノミネートブランド(五十音順)【一般生活者編】
※表2(別添):ノミネートブランド(五十音順)【ビジネス・パーソン編】
※表3(別添):ノミネートブランド(業種別一覧)【一般生活者編、ビジネス・パーソン編】
※表4(別添):新規ノミネートブランド【一般生活者編】
【ブランド想起調査2023】
「ブランド・ジャパン」で調査対象とする延べ1,500ブランドを選定するための事前調査。企業および製品・サービスの計13分野について、「評価している」または「好感を持っている」ブランドを、各分野5つまで自由に記入してもらうことで、どのブランドがどれだけ高い評価・強い好感をもって一般生活者に記憶されているかを測る純粋想起調査。この結果を、「ブランド・ジャパン」の調査対象リスト選考に使用する。
●調査対象分野:企業編(総合)/企業編(BtoB)/衣/食/住/健康・福祉/
運輸・物流・車/電機・IT/流通/金融・不動産/
情報・教育/趣味・レジャー/SDGs
●調査方法 :インターネット調査
●調査期間 :2023年8月21日~8月24日
●回収数 :1,800サンプル
●集計方法 :回答はすべて純粋想起による自由記述のため、集計に当たってコーディングを実施
●調査対象分野内のサブカテゴリ変更点:今回は下記の調査対象分野の分野名およびサブカテゴリを修正。
【BtoB企業】生成AI、金属、エネルギーを追加
【食】みそ汁、スープを追加
【運輸・物流・車】ドライブレコーダーを追加
【情報・教育】マッチングサービスを追加
【趣味・レジャー】キャンプを追加
【ブランド・ジャパン】
国内で使用されているブランドを一般生活者とビジネス・パーソンが評価する、日本最大規模のブランド価値評価調査プロジェクト。一般生活者から回答を求める「一般生活者編」(調査対象1,000ブランド)と、有職者にビジネス・パーソンとしての立場から回答を求める「ビジネス・パーソン編」(同500ブランド)から成る。2001年に第1回調査を実施し、「ブランド・ジャパン2024」で24回目を迎える。
出典:@Press
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