アビドスのラムセス2世神殿の考古学者たちは、2,000体以上のミイラ化した羊の頭や古王国時代の宮殿のような建造物を発見した。(Photo Credit: The official account for The Ministry of Tourism and Antiquities – Egypt)
この発見は1,000年以上前のもので、中には4,300年以上前のものもあります。古代羊の頭のほか、考古学者たちは、ミイラ化した犬、野生のヤギ、牛、鹿、ダチョウの一群も発見しています。
これらのミイラ化した遺体は、ラムセス2世が亡くなってから約1,000年後に、ラムセス2世を称えるためにこの地に残されたと考えられています。ビピドゥス時代にアビドゥスでラムを崇拝する際に、ラムや他の動物が供え物として使われたのだろう。
また、古王国時代第6王朝時代の厚さ約5メートルの壁を持つ「巨大な建物」も発見されました。この建物には、彫像や樹木の遺体、革靴、衣服、パピルスなどが収められていた。
この発見は、「ラムセス2世神殿が建設される前のアビドスの古代景観の感覚を取り戻すのに役立つだろう」と、ミッションの責任者であるサメ・イスカンダル博士はロイター通信に語っている。
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