米下院議員、ヘルファイアミサイルがUFOを直撃する映像を公開

missile explosion 国際
missile explosion

ミズーリ州選出のエリック・バーリソン(Eric Burlison)下院議員が火曜日、2024年10月にイエメン沖で米軍MQ-9リーパードローンが謎の球体へヘルファイアミサイルを発射した未公開映像を議会で再生した。しかし対象物は無傷で飛行を継続した。この映像に議会は動揺した。バーリソン議員は未確認空中現象(UAP)に関する下院公聴会でこの映像を提示。球体の不可解な耐久性だけでなく、議会がより深く懸念する問題——政府がなぜこれほど長く議員や国民がこうした情報にアクセスするのを阻んできたのか——を浮き彫りにした。(掲載画像は説明のみを目的としています。)

公聴会でバーリソン議員は、機密保持が現実の問題だと強調。UFOやUAPに関する完全な説明や公式記録へのアクセスを求める取り組みを、選出された議員ではなく政府職員が繰り返し妨害していると非難した。「我々から情報を積極的に遮断する政府が存在する」とバーリソン議員は述べ、機密保持が国民の信頼を損ない科学の発展を阻害すると警告した。

We have a government that is actively blocking information from us.
「政府が積極的に情報を遮断している」―エリック・バーリソン米下院議員

軍内部告発者や独立専門家らはバーリソン議員の懸念を支持し、機密文書庫にはさらに多くの遭遇事例や映像が存在する可能性があると証言したが、アクセスは拒否されている。UAPジャーナリストのジョージ・ナップは、情報公開法(FOIA)に基づき公開された文書が、公に共有されてきた内容とは大きく異なる政府の認識を示していると強調した。

同議員は透明性を求め、議員らは内部告発者保護とUAP関連資料の機密解除を求める法案を検討中だ。多くの関係者は、緊急の改革なしには、科学・技術・国家安全保障に影響を与え得る事象について、米国民が今後も暗闇に置かれ続けると懸念している。

Comments

タイトルとURLをコピーしました