東京都大田区の株式会社大森花卉は、発売中の鮮度維持装置「WAVEMAGIC」を使用し、ブロッコリーの鮮度を維持したまま1ヶ月間保存することに成功しました。一部の実験対象には、エチレンガス分解フィルム「FRESHMAMA」も併用し、WAVEMAGICとの相乗効果の確認もしました。WAVEMAGICは、特殊な電界を発生させ、青果に含まれる水分の構造を変化させることで、水分の蒸散を抑えます。同時に菌の繁殖を抑える効果も有ります。( http://wavemagic.jp/ )
無処理区は15日目に軟化し、水分ロス率も13.54%になったのに対し、WAVEMAGIC処理区(FRESHMAMA併用)は、わずか1.84%。31日経過後も変色もなく収穫時の蕾の硬さを維持。水分ロス率はわずか2.84%に抑えています。(それぞれ4個の平均値)
昨年以来、この実験の追試を行い、効果の再現性を確認することができました。
■実験内容
長野県菅平産のブロッコリーに、収穫後すぐに30分間WAVEMAGICで電波を照射。
その後、神戸市東灘区東部中央市場にある鮮度維持研究室にて保管。
収穫日 :2022年8月21日
実験終了日:2022年9月21日
保存温度 :0℃
保存湿度 :90%
參照元:@Press
Comments